PMSは治療できる|女性特有の生理現象でも諦めないで

看護師

女性特有の症状です

女性

PMSとは、月経前症候群と呼ばれ女性特有の症状です。月経(生理)の前にイライラしたり、無性に甘いものが食べたくなったり、色々な不調が現れることがありますが、これはPMSの症状のひとつになります。多くの女性が何らかのPMSの症状を抱えていると言われていますが、実際に自覚しPMSという名称を知っている人は半分にも至りません。PMSの症状は200種類以上もあり、イライラする・憂鬱になるなどの精神的な症状と、下腹部が張る・乳房が痛いなどの身体的な症状に分けられます。人によって異なる症状がでるもので、はっきりとした原因はわかっていません。しかし、排卵期に訪れる「黄体期」に分泌される女性ホルモンの影響が関わっていると考えられています。PMSは、ストレスや食事、風邪などで身体が弱っている時などには症状が重くなってしまうこともあります。また症状は年齢や出産経験などのよっても左右されます。仕事や生活が忙しくなりがちな30代に多くの女性がPMSの症状に悩まされる傾向にあります。出産経験の有無については、出産経験のある方には精神的な症状、ない方には身体的な症状が出やすくなっています。毎月訪れるものですので、PMSを知っておくことで症状を和らげることが出来ます。

まだまだ認知度の低いPMSですが、症状を和らげられる様々な対処方法があります。まず一つ目は食事による方法です。食欲が増えイライラするときには、甘いものは避けでんぷん質を含む穀物類や豆類を摂ったり、頭痛や腰痛などがある場合には塩分やアルコールを避け利尿作用のあるものを摂取するなどが有効です。食の知識が必要になってきます。二つ目は、軽い運動による方法です。ストレッチやヨガ、散歩などをすることによって気分転換と主に代謝を促す効果も期待できます。運動は避けがちですが、意外と軽減することもあるのでお薦めです。そして三つ目は医薬品に頼る方法です。即効性や確実性という点ではやはり薬に頼ることも必要になってきます。情緒不安定な時には精神安定剤を服用したり、疲れがある時には滋養強壮剤を飲んだりするのが良いです。処方箋が必要なものが多いので、医師や薬剤師に相談の上購入してください。また知識や理解を深めるためには、交流サイトなどを利用することも一つの方法です。同じ悩みを持つ方がいると安心ですし、情報も得ることが出来ます。今後PMSを理解していく人が増えることで、情報が広がり上手にPMSと付き合っていくことが出来ると思います。万が一、症状が悪化した場合には、すぐに医療機関へ足を運びましょう。最近では、心療内科などでも治療を受けることが可能です。婦人科には足を運びづらいと考えている人は、心療内科での受診を検討してみましょう。